<土用干しのテクニック>
梅干しを漬け込んで、1カ月〜2か月、ちょうど盛夏時になりますね。
漬け込んだ梅干しを使って、そのまま「プロの技」で減塩梅干しをつくりましょう!
お天気が連続して晴れそうな盛夏時
漬け込んだ梅を干しざるなどに並べて天日に干します。
紫外線で殺菌され、漬けこんだ梅は紅色に赤く発色日焼けして
さらに美味しくなります。
梅を漬けこむときに18%の塩を使いました。
少し乱暴なようですが、取り出した梅を干す前にざっと大量の水で洗って塩分を落とします。
干した梅を元の梅酢の中にはもどざず、新しい保存容器に保存します。元の梅酢に戻すとまた塩分濃度が上がってしまうからです。
「梅の汁」がなくなってしまうのではと心配しなくても大丈夫。何日かすると、干した梅の中からじわじわと新しい梅酢がしみだしてきます。
<ポイント>
- 漬け込んだ梅干しをつけ汁から取り出し
水を満たした洗いおけに皮が破けないように流しいれ流水したまま水で梅干を泳がせる要領でくるくる回し洗いをします。 - 洗い流した梅を土用干し用のざるの上に河が破れないように並べ、天日干しにします。表を2日間、裏を返して1日。計3日間天日干しにします。 干しざるや梅が熱いときに裏返しにしようとすると、皮がざるにくっついて破れてしまうことがあるので、夕方、梅の温度が下がってから裏返しにしましょう。
- 干し上がった梅は元の梅干しの漬け汁に戻さず、新しい保存容器に入れましょう。
1~2か月すると、干した梅から自然に梅酢がしみだしてきます。これで基本の梅干しの出来上がりです。
さらにカツオ味や、お砂糖漬けにしたい方は、ここまで忠実につくったあとさらに加工していきましょう。→ 美味しい2次加工
(製作中)
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