つけこみ方のコツ

2. 梅を漬けこんでいきましょう

<手 順>

  1. 梅はヘタを爪楊枝などでとり、水に漬け(上写真下の所定の時間)ざるにあげて水を切ってから焼酎で洗いまわします。
  2. 漬け込み容器、重しを漂白剤で滅菌後、よく水洗いして乾かしておきましょう。漬ける前には焼酎を回してもいいですね。
  3. 計量してある塩の一部を容器の底にぱらぱらまきます。塩の次に梅その次に塩といった具合に、交互にいれていきます。
    ※ポイントは最後までたくさん塩を残しておいて、一番上に全部入れてしまうことです。塩は比重が重いので、必ず下のほうの塩分濃度が上がります。上に行くほど多目にしましょう。
  4. すべての梅干しを容器に入れたあと、一番上に、計量分の塩すべてをいれ、重石をします。
うめぼし作り方写真

  途中の梅の中に入れる塩を少なめにし、
残った塩はすべて一番上にのせます。上に乗せる塩を多く残すのが失敗なく漬け込む秘訣です。



さぁ、これで漬け込みが終わりました。
夏場の土用干しまで1〜2カ月じっくり漬け込みましょう。


次の工程(土用干し)でいったん梅干しに洗いをかけます。
プロの手抜き技で塩分濃度を下げましょう。

塩分を落とすために焼酎などを使うとせっかくの梅の風味が落ちてしまいます。今年はしっかり梅の味を生かした美味しい減塩うめぼしを作ってみましょう。 
 


 <→土用干しで美味しい減塩梅干しに>